作る
2025.5.12
母の日に作ってもらったケーキ

5歳、年長さんの娘は今、空前のケーキ作りブーム到来です。
YouTubeでこっそり、ケーキ作りの動画を検索して勉強しているそうで、本人曰く、
『将来はケーキ屋さんの料理長になって、社長になって、お金儲けをして、
でっかい家を建てる!!』という夢までできました。
なんと、私はその『でっかい家』で使用人として雇ってもらえるそうなんです。
老後にシルバー人材センターにいかなくてすみそう!
年金を貰えるまでは、娘の使用人として真面目に働こうと思いました。
私は5月生まれなのですが、『母の日』も5月なので
娘の提案で母の日を兼ねたお誕生日ケーキを作ってもらえることになりました。
本当は近所のパティスリーで母の日の特別ケーキを注文する予定だったのですが…
私の将来の雇用問題がかかっています!
5歳娘の機嫌を損ねるわけにはいきません。というわけで、
今年の母の日のプレゼントはケーキということになりました!
去年までは夫と娘達でカレーを作ってくれていたのですが、
火を使うし、時間もかかって大変だったので、今年は私が娘のアシスタントになろうと思います。
なんだか、大変な母の日になりそうだなぁ〜笑
『おやつの時間に間に合わせたいから、今日は早お迎えにしてね。
お迎えに来るまでに、ママはスーパーで材料を買っておいてね。』と
娘から2つも課題を与えられました。
3時まで預けられるはずが、2時お迎えとは…母の日って忙しいんですね。。
材料はこんな感じ。
飾り用のホイップクリームはイオンのトップバリュ『しぼるだけホイップ』の
チョコ味、いちご味を購入しました。
中に挟むクリームもいるので、中沢の生クリームも購入。
泡立てるのは面倒だけど、これ本当に美味しいですよね〜!
そして5月ということもあり、いちごが安かったので贅沢に2パックも買いました。
スポンジケーキもトップバリュのものです。プレーンとチョコ味があったので、
今回はチョコ味を選びました。
年長さん、YouTubeで見たことあるから生クリームも作れるよ!ということなので
任せてみましたが、回転する電動泡立て器が思ったより怖くて絶叫していました。
泡立てたクリームを塗って、
刃先が丸くて指が切れないこども包丁を使って、上手にスライスしたイチゴを並べます!

いちご味のホイップとチョコ味のホイップは交互に絞って飾り付けすることになりました。可愛い!
私が先日、43歳のお誕生日だったので、ろうそくも立ててくれました。
これ、娘達が3歳、4歳の時に使ったろうそくをなんとなく、保管しておいたものです。
まさか自分が43歳になる誕生日に使えるとは!笑
ケーキ職人のゾーンに入っちゃった娘は、庭に生えていたパンジーやナデシコまで
摘み取って飾り始めました。
な…生クリームから花が生えてる…!!
エディブルフラワーじゃないんだけど…まあ、食べないからいいでしょう。
あっという間に完成です!
娘にテーマを聞きましたところ、『お花生えてるケーキ』でした!斬新!子供の発想って斬新!

めちゃくちゃお花が生えてますね。なんか春らしいメルヘンなケーキになりました。
子供の心の中がそのまま表現されたお花畑ケーキですね。
43歳のすさんだ私の心も少女の頃に戻り、娘と一緒にスキップしながらケーキの完成を喜びました。断面も可愛いです。
母の日にケーキ作り。準備も簡単だったし、費用もケーキを買うより安かったです。
子供と一緒に作るのは大変なイメージがありましたが、いちごは柔らかいので、
5歳でもこども包丁を使えば楽勝でした。
カレー作りの人参や玉ねぎを切ることを思えば…ケーキ作りの方が本当に親としては楽ちんです。
何より、5歳の娘が『ママのために…』と真剣な眼差しでケーキ作りに励む姿を見るのは、
本当に胸がジーンとしました。
赤ちゃんだった娘が、『誰かのために何かをしてあげたい』と考えて、
活動できるようになったんです。
子供と一緒に料理をするのは本当に大変です。
でも、クリームを絞るあの小さいおてても、
こども包丁なのに、指を切らないようにいちごを切る時の緊張したあの眼差しも、
完成した時に『ジャーン!』と両手をバンザイして喜ぶあの笑顔も、
今だけしか見られない一瞬の出来事なんですよね。
母の日に、子供と一緒にケーキを作ってニコニコしながらケーキを頬張る私は幸せでした。
世界中のお母さんが、子供や夫から感謝してもらえる素敵な記念日。
皆さんも心に残る母の日を過ごせましたか?
この記事のライター

- こは村 こはる
- ライオンのように強い母でいたい。でも、柔らかで、甘くて優しいお母さんでもいたい…そんなまるでポン・デ・ライオンのような心を持つ2児の母。なんの資格も持たない普通の主婦がお届けする、おもしろおかしい日々。