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食費-1万円にも!我が家の「フードロスを減らす取り組み」4つ

近年、食べ残しや期限切れの食品をなくす「フードロス」の取り組みが各国でも盛んにおこなわれています。
今回は、我が家でおこなっているフードロスを減らすための取り組みを4つ、ご紹介したいと思います。
結果的に、食費の節約にもなったため、一石二鳥でした!

■「フードロス」を減らすための取り組み4つ
①食材を使い切ってから買い物に行く

以前までの筆者は、なんとなく冷蔵庫の食材が減ってきたと感じたら、スーパーに行って買い物をしていました。
スーパーに行くと、特売品など、本当は買う予定になかったものまで購入して帰宅する、ということが度々ありました。
そうすると、結局使い切れない食材が出てきてしまい、結果、廃棄するということが多かったように思います。
そのため、現在は、作る予定の献立をある程度考えて、紙に書き出してから買い物に行きます。
そして、買った食材を使い切るまでは、買い物に行きません。
(写真は、とある木曜日の我が家の野菜室です。下段に、玉ねぎが2つあります。すべて使い切ってから買い出しに行きます。)

最初は、「足りなくなったらどうしよう」とかなり不安でしたが、これが案外どうにかなるんです。
卵しかないのなら目玉焼きをすれば良いわけですし、わざわざ買い足さなくても大丈夫なのです。

また、筆者は、子どもの急な体調不良などに備えて、冷凍弁当をいくつか常備しているため、万が一食事が用意できなくても、冷凍弁当を使えば良いか、と考えています。
食材が足りなくなるのでは?と不安に思う方は、冷凍弁当やインスタント食品をいくつか常備しておくと良いかと思います。
そして、その冷凍弁当やインスタント食品も、期限が切れる前に消費しましょう!


②使い切れそうにないものは、冷凍する
期限切れ防止のために、使い切れそうにないと判断したものは、冷凍保存することが多いです。
筆者はよく、業務用スーパーでお肉を買いますが、かなりの量が入っているため、冷凍保存にまわすことが多いです。
他にも、きのこ類やほうれん草などの野菜も、傷むまでに使えそうにないと思ったら、冷凍保存しています。
冷凍保存したものは、月末に冷蔵庫の在庫チェックをするときに、消費するようにしています。

③月末に、在庫チェックをおこなう


月末には、冷蔵庫やお菓子箱の在庫チェックをしています。
冷蔵庫や冷凍庫内のものをチェックして、期限が近いものや、冷凍保存したものを使い切るようにします。
また、お菓子箱のチェックは、子どもも一緒にするようにしています。
期限をきらさないことも大切さを知ってほしいからです。
写真のように、中途半端に開封されたお菓子が毎月見つかるため、在庫チェック後にみんなで食べ切るようにしています。

④在庫品を一斉に食べる日を作る
月末におこなう冷蔵庫&お菓子箱チェックの他にも、災害用の備蓄食材を消費する日を設けています。
これは1年に1回程度の頻度でおこなっています。
備蓄用のカップ麺やインスタント食品の期限近くなったら、一斉に消費するようにしています。
なぜだか子どもが、いつもよりも嬉しそうに食べるので、嬉しいような悲しいような複雑な気持ちにはなりますが、筆者も料理をしなくて良いため、楽することができます。

■食費の節約にも!
フードロスを意識してからは、なんと食費が月8000円~1万円ほど節約できるようになりました。
家計にとって嬉しいことなのですが、それだけ食品を無駄にしていた、ということが分かりした。
世の中には、貧困で食事に困る子どもたちが居ることを忘れてはいけない、と深く反省しました。

■まとめ
いかがでしたでしたか?
我が家では、フードロスを意識してこうした取り組みを始めてから1~2年が経過しています。
習慣になれば、当たり前のように行なうことができます。
一人ひとりができる取り組みをおこなうことで、環境や地球にやさしい生活を続けることができるかと思います。
ぜひ参考にしてみてくださいね!

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この記事のライター

管理栄養士の衣食住
管理栄養士の衣食住
1児の母で、もうすぐ2児の母。健康や美容に関する記事執筆・監修、レシピ開発、食事相談をするフリーの管理栄養士。家庭菜園で子どもの食育をしたり、庭に池を作ってみたり、「足るを知る」生活をしながら、毎日楽しんでいます。
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